2-2. 教育現場の現状
これまでの学校教育は、一度導入したシステムを継続するという姿勢で運営されてきた。
これはある意味、今までの時代は普遍的な要素が多く、そのシステムが常に経験とともに完成されて行き、ある意味正しい選択であった。
しかし現在の社会は変化する事柄が多く、時代にあった具体的な資質や能力が求められるようになってきて、学校は時代にいつも追いかけられているようになってしまった。
教師には、現在のコンピュータ技術の進化に追従していないため、コンピュータと人の関わりについて無理解であることも確かである。
これは、コンピュータを今だ単一の教科と考える状態から抜け出せないため、コンピュータが社会のあらゆる面に浸透しているにも関わらず、依然としてこれを生徒の学習や指導に活用できていない。つまりパソコンばかりにかまっていられないという姿勢である。
これはインターネット社会で何が起こっているか、まったくわからない状態であり、いわば世間知らずである。 新しいものに順応しやすい、子供たちを預かる上で、非常に危険な行為といえる。
また、行政主導型である学校は、与えられるインフラをどのように使ったらよいかで苦心しており、とりあえずハードウェアが導入され、それから何をしたらよいかを考えるというような状態である。