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Name 2-4.情報教育にコンピュータは必要か?
Date 2001年5月17日




2-4. 情報教育にコンピュータは必要か?



 多くの教育者達は、この質問そのものを疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
情報教育はコンピュータ教育であり、コンピュータの利用は不可欠に決まっていると、お答えになるかもしれません。しかし私の考える情報教育とは、人間としての情報処理能力を基礎として考えており、成長段階に応じて、育成していくべきであると考えている。

 気の早い方は、「幼児のころから、コンピュータになじめば、将来条件の良い仕事につける」と英才教育の一環として、幼児期からコンピュータに触れさせようとする親御さんもいるであろう。米国では、コンピュータは本当に子供に良い影響を与えているのかを考えた教師と親のグループ「子供のための連合」(メリーランド州)が、「偽りの黄金−−−コンピュータ教育の効果を批判的に検証する」と題したレポートを発表している。

http://www.allianceforchildhood.com

 その報告によると「コンピュータが子供の教育に役立つことを確実に証明した調査はひとつもない。それどころか、とくに10歳以下では、マイナスの効果すら懸念される。」といいます。
つまり自己の情報処理が未発達の段階でコンピュータ、特にインターネットを利用させることは、かえって混乱を招き、能力の育成をさまたげる結果となります。 また、幼児期段階でのコンピュータの導入は、他人と触れ合う機会が少なくなり、コミュニケーションの成長に悪影響があり、基本的な人格形成が大きく妨げられてしまう恐れがあります。

 つまり、情報教育でのコンピュータの導入は情報処理能力の発達段階を考えて、与えるべきだということです。いくら、デジタル時代といえども、アナログな部分を捨てる教育ではなく、あくまでも共存することが重要であり、コンピュータは道具であり道具の使い方を教えるのが情報教育であるといえます。




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