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Technostress


テクノストレスとは何か?

 情報化社会では、情報は個人の意志とは無関係に生活の中に入り込んでくる。情報量の増大とその変化の激化は、人々に大きなストレスを与え続け、このストレスが原因で起こりえるさまざまな病気をコンピュータ病といい、健康への弊害が報告されるようになってきた。コンピュータ社会の便益を享受するためには、この健康への弊害や問題点理解することが大事であり、明確な認識を持たせ得る指導を展開するのは、学校における教育の重要な側面と言えると思う。

 さて、コンピュータ病の主な症状は、大きく身体的なものと、心身的なもの2つに分けられる。身体的なものとして、反復運動過多損傷、視力低下、頭痛など、また最近では、顔面の発疹などの皮膚症状、妊娠・出産への影響 (立証されるに到ってはいないが、コンピュータを使う女性従業員の間で自然流産を起こすケースが明らかに増えているとの報告がでている)などがあり、こちらはOA機器などから出る、電磁波が原因ではないかと考えられており、引き続き調査が必要である。

 そして、心身的なものに、テクノストレスと呼ばれるものがあり、1984年にアメリカの臨床心理学者クレイグ・ブロードが指摘した病理現象で、コンピュータをはじめとする先端技術に関わる場面でのストレス状態を意味します。

 ブロードは彼の著書『テクノストレス』のなかで、高度先端技術への不適応を「テクノ不安症」、高度先端技術への過剰適応を「テクノ依存症」と定義し、これらをまとめてテクノストレスと呼ばれています。