QRコード

QRコード対応のカメラ付携帯でモバイルサイトURLを簡単に登録できます。
 
 
The Lexicon Of Chain Mail
テレビ番組の名前を使ったデマメール



まんまと引っかかった視聴者たち

 

99年の5月に突如現れた、鉄腕DASHのチェーンメール。 内容は以下の通りいたってシンプル。




鉄腕ダッシュ!
これは、実験です。番組でメールをだしたら
どのくらいで帰ってくるか調べることにしました。
このメールをもらった人は3人の人にこのメールと
同じものを送ってください。
くれぐれも途中できらないよう御協力おねがいします

TOKIO AND スタッフ一同




しかし時の社会現象になるまで短時間に爆発的な広がりを見せたのは、やはりバラエティー番組がいかにもやりそうな企画であったことであろうか。
当時博物館には、形を少しずつ変えたものが次々と投稿され、広がりの脅威を感じた。
同年の夏を過ぎたあたりから、このメールは下火になって行き、消滅したかのように見えた。

しかし、2000年を目の前にした12月ごろから、少し形を変えたDASHが再び登場し、再び猛威をふるった。大まかな内容は変わっていないが、転送者の名前を次々書き込ませる内容になり、『もしかして番組で自分の名前が読まれるかもしれない』という心理が、キーになったのであろう。

未確認情報ではあるが、番組の企画で『E−MAIL vs バイク便』なる企画を行なったそうで、ますます人々は疑いを持たなかったのでないかと思われる。

以下そのメールの内容のコピーである。



鉄腕DASHがどこまで届くか実験中!
9人に送って下さい。これは本物です。
国分太一チームです。
よろしくお願いします。署名をして、この文章を
このまま次の友達に!
西日本放送  サービス(株)広報事業部
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜
○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜○○○○〜

(○○○○はおそらく実名、HN)

→鉄腕DASHメールの詳細   




とこのような形で、最高200人近くの署名が載った物が投稿されびっくりしました。

初期のDASHは、ヘッダーと転送者のコメントがそのまま残されたものが多く、次第に巨大化して、サイズが大きくなって行きましたが、後に、ヘッダー部分は転送の際、ご丁寧に消去されたものが多く、署名部分でサイズが巨大化していったものが多く見られました。



最近では、imodeを中心に出回っている、優香メールと言うのがあります。内容も文章も幼稚ではありますが、タレントの優香さんが、番組中の企画で彼女自身がチャットに参加したりもしていますし、鉄腕と同じく『もしかしたら?』と言う気持ちが、転送を誘うのかもしれません。

以下優香メールを添付いたします。 



みなさん、はじめまして。優香で〜す。〓突然の〓驚かせてスミマセン。私は今TBSの、ウンナンのホントコという番組にレギュラー出演しているのですが、みなさん見てくれていますか?
その中で私は、インターネットを使った企画をやっていますが、今度の企画は、〓モードを使っている皆さんの、ネットワークを使って、この〓が何日で200万人に伝わるか?というのをやります。この〓は、NTTDoCoMo様の御協力により〓モードメールセンターに記録されますので、是非たくさんの方に転送してください。宜しくお願いします〓
優香でした〓〃私もiモード愛用者です〓
局ヨリ/いたずら目的ではありません。

〓はimodeの機種依存文字でもともとハートマークやフェイスマークなどです。



◆このカテゴリーのチェーンメールサンプル◆



■ 番外編

鉄腕DASHチェーンで迷惑をこうむった日本テレビ。 しかし過去にこんな失態も・・・


日本テレビの失態


98年7月1日、日本テレビの"アメリカ横断ウルトラクイズ"の7月分のホームページが、チェーンメールを誘発する内容だとして、たった1日で削除されたことがありました。

アメリカ横断ウルトラクイズは、当時日本テレビが6年ぶりに開催した企画であり、開催決定とほぼ同時期に、ホームページも作成され、このホームページは、毎月新しいページが追加されておりました。

問題のページはこの7月分として作成されたものであり、その内容は24時間以内に4人に対し、"自由の女神・不幸のEメール"を送れ、というもの。

管理者が少しでもネットワークのことを知っていれば、これが、チェーンメールを誘発することぐらいは、容易に想像できた事である。 

日本テレビ側は『日本テレビホームページ管理者あてのメールでウルトラクイズの新ページのことを聞き、チェックしてみたところ、確かにチェーンメールをいたずらに引き起こす可能性があるので、管理者責任で閉鎖してもらいました。番組担当者がインターネット初心者であることの引き起こした勇み足でした』と述べている。


 
   問題となったホームページ  1998/7/1